
法律事務所では、相談受け付け時の利益相反の確認が重要ですよね。

そうなんです。エクセルで作った過去の相談者のリストを検索するのですが、「すべて検索」機能を使っても、検索結果が見づらいです。

「オートフィルタ」機能というのもありますよ。

それも使ってみました。でも、列ごとではなく全体を検索したいですよね。小さな「▼ボタン」をクリックするのも面倒です。

分かりました。法律事務所で使いやすい検索機能を持ったエクセル用アドインを作ってみましょう。
サンプルのダウンロード
使い方
準備
ダウンロードしたエクセルファイルをアドインフォルダにインストールしてください。
アドインのインストール方法については、こちらの記事を参照してください。
検索のしかた
検索を行いたいテーブルやデータリスト内のセルを選択した状態で、クイックアクセスツールバーの「虫眼鏡」ボタンをクリックすると、「VAサーチ」の検索フォームが表示されます。
- スペース区切りで複数のキーワードを指定できます。検索方法は、「OR(または)」と「AND(かつ)」から選択できます。
- 検索は、全角/半角・大文字/小文字を区別しません(例: abc で ABC もヒットします)。また、異字体(高⇔髙など)、濁点・半濁点の有無(が⇔か、ぱ⇔は)、小書き文字の有無(っ⇔つ、ゃ⇔や)、長音の有無(ー)、ひらがな/カタカナも同一視してヒットします。←New
- 日付検索(例: 2023/1/1 や H11/12/31)にも対応しています。Excelが日付として認識できる形式であれば、データ側の書式に関わらずヒットします。

キーワードを入力し、「結果を表示」ボタンをクリックすると、検索にヒットした行だけが表示されます。

「元に戻す」をクリックすると、検索結果の表示が解除されます。

制限事項
動作確認はMicrosoft365で行っています。Mac版エクセルでは試験を行っていません。
検索時に自動的に同一視される異字体は、次のものだけです。(文字コード上の「異体字セレクタ」を含む文字は、すべて自動的に通常の文字として扱われます。)

マクロの概要
このマクロは、自由に閲覧・編集できる状態になっています。
ファイルをエクスプローラーで右クリックして、「開く」を選択すると、アドイン・ファイル自体を編集できるようになります。その状態から、「開発」-「Visual Basic」をクリックするとマクロのエディターが起動します。
マクロの説明
標準モジュールの「Setting」モジュールの定数を変更することで、次の機能を停止させることができます。
- 異字体を区別しない
- 全角/半角・大文字/小文字を区別しない
- 日付データかどうかを区別しない
その他の説明については、マクロのコードに記載されたコメントを参照してください。








コメント
検索のヒット件数が0の場合は、行を非表示にしないように変更しました。(Ver102)
濁点・半濁点の有無(が⇔か、ぱ⇔は)、小書き文字の有無(っ⇔つ、ゃ⇔や)、長音の有無(ー)、ひらがな/カタカナも同一視してヒットするように変更しました。(Ver110)
OR検索をデフォルトに変更しました。(Ver111)