「VA公用文」の準備
ここでは、「VA公用文」を使うために必要な準備について説明します。
以下の説明は、Windows11でOffice365を使って行います。他の環境では、画面表示などが異なる場合がありますので、ご了承ください。
インストール
まず最初に、「VA公用文」をダウンロードして、ワードのアドインにインストールします。
「VA公用文」のウェブサイトを開いて、サンプルファイルをダウンロードします。
https://vba-assets.net/official-documents-template/
次のテキストをエクスプローラーのアドレスバーにコピー&ペーストして、Enterキーを押します。ワードの「STARTUP」フォルダが開きます。
%AppData%\Microsoft\Word\STARTUP
ダウンロードした「VA公用文」のファイルを「STARTUP」フォルダにコピーします。
「VA公用文」のファイルを右クリックし、「プロパティ」をクリックして、「セキュリティ」の「許可する」をチェックしてから「OK」をクリックします。
以上で「VA公用文」のインストールは終了です。
動作確認
ワードを起動して、「白紙の文書」を新規作成してください。
インストールが正常に行われていれば、「クイックアクセスツールバー」にこのようなショートカットが表示されているはずです。
家の形をしたボタンをクリックしてみてください。
ワードが初期設定のままであれば、「マクロが見つからないか...」というエラーメッセージが表示されるはずです。この場合、次の「トラストセンターの設定」が必要です。「OK」を押してメッセージを消してください。
エラーメッセージが表示されず、「VA公用文」のセットアップが起動できた場合は、次の「トラストセンターの設定」は不要です。
トラストセンターの設定
「ファイル」ー「オプション」ー「トラストセンター」ー「トラストセンターの設定」ー「信頼できる場所」の順にクリックします。「新しい場所の追加」をクリックします。
「参照」をクリックします。
アドレスバーに次のテキストをコピー&ペーストして、Enterキーを押します。ワードの「STARTUP」フォルダが開くので、「OK」をクリックします。
%AppData%\Microsoft\Word\STARTUP
「OK」をクリックします。
「マクロの設定」をクリックして、「デジタル署名された...」を選択し、「OK」を2回押して編集画面に戻ります。
ワードを再起動させて、「白紙の文書」を新規作成し、「クイックアクセスツールバー」の家の形をしたボタンをクリックしてください。今度は、エラーメッセージが表示されず、「VA公用文」の設定画面が表示されるはずです。
以上で、トラストセンターの設定は終了です。
コメント
Ver751へのバージョンアップに伴い、インデントに関する記述を修正しました。