
裁判所のホームページで民事訴訟フェーズ3で使用する証拠説明書の書式(エクセル)が公開されましたね。

そうですね。でもエクセルだと、セルに入力できる文字数が制限されるので、この機会にワードで作成するようにしたほうが良いと思います。

ワードの表は苦手なんです。

案外、使い勝手は悪くはないですよ。詳しく説明した操作マニュアルも作りますから、試してみてください。
サンプルのダウンロード
Windowsをご利用の場合は、こちらの統合版をダウンロードしてください(自動でインストールできます)。
Macをご利用の場合は、こちらをダウンロードして手動でインストールしてください。
マクロが含まれたファイルをインターネットからダウンロードして利用する場合、セキュリティ上の理由からそのままでは動作しないことがあります。以下の手順で設定を行ってください。
手順1:ファイルの「ブロック解除」を行う(最優先)
インターネットからダウンロードしたファイルは、Windowsのセキュリティ機能によりブロックされていることが一般的です。これを開く前に解除する必要があります。
- ダウンロードしたファイルを右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブの下部にあるセキュリティの項目を確認します。
- 「許可する」(または「ブロックの解除」)というチェックボックスにチェックを入れます。
- 「OK」をクリックして画面を閉じます。
手順2:Officeソフト側でマクロを許可する
ExcelやWord自体がマクロを実行できる設定になっていない場合、ファイルを開いてもマクロが動きません。
- Excel(またはWord)を起動し、「ファイル」タブをクリックします。
- 「オプション」>「トラストセンター(セキュリティセンター)」>「トラストセンターの設定」を開きます。
- 「マクロの設定」にて、マクロの実行を許可する設定になっているか確認してください(一般的には「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」などを選択し、実行時にコンテンツの有効化を押す運用が推奨されます)。
手順3:ファイルを開く
- 手順1でブロックを解除したファイルをダブルクリックして開きます。
- ファイルが開いた際に、画面上部に「コンテンツの有効化」という黄色いバーが表示された場合は、それをクリックしてください。
マニュアル
文書の作り方
- テンプレートを開く:統合版をインストールした場合は、デスクトップまたはスタートメニューの「証拠説明書」を開きます。テンプレート(.dotm)から、新しい文書が作られます(テンプレート自体は書き換わりません)。
- 保存する:書き始める前に、「名前を付けて保存」で、Word文書(.docx)などとして保存します。
- 書き換える:裁判所名・事件番号・当事者名・日付などの「●」の部分と、表の見本の行を、自分の事件の内容に書き換えます。
表の入力
証拠の一覧は、Wordの表です。Excelと違うところは、次のとおりです。
- セル内の改行:Enterキーで改行します(Altキーは要りません)。
- 行を加える:表の一番右下のセルで Tab キーを押すと、下に1行加わります。行と行の境目の左端に出る「+」を押しても、その場所に行が加わります。
- 行を削除する:行の左側(表の外)をクリックして行全体を選び、右クリックの「行の削除」か、Backspace キーで削除します(Delete キーでは、文字だけが消えます)。
- 列幅を変える:列の境目にマウスを合わせ、左右の矢印の形になったらドラッグします。
表の1行目(見出しの行)は、ページが変わっても、次のページの先頭に繰り返し表示されます。表の行は、途中で次のページに分かれません。
ダブルクリックで動く機能
文書の中の次の文字をダブルクリックすると、マクロが動きます。
- 原告 ・ 被告(表の上の当事者欄):「原告」「被告」のどちらかを囲む丸印が、左右に移動して切り替わります。ダブルクリックするたびに、原告と被告が入れ替わります。
- 標 目・作成年月日・作成者(表の見出しの行):「処理を選択してください。」の画面が出て、「結合」か「分割」を選びます。
「結合」と「分割」は、表の2行目以降のすべての行に働きます。
- 結合:「作成年月日」と「作成者」が空欄の行について、「標目」「作成年月日」「作成者」の3つの欄を1つにまとめ、標目を長く書けるようにします。
- 分割:まとめた行を、元の3つの欄に戻します。列の幅も、見出しの行に合わせて戻ります。
注意点
- 「結合」は、「作成年月日」か「作成者」に文字が入っている行には働きません(その行はそのままです)。
- 「分割」で戻すと、まとめていた欄の文字は「標目」の欄に残ります。作成年月日・作成者は、必要に応じて入力し直してください。
- マクロが動かない場合は、ファイルを開いたときに「コンテンツの有効化」を押しているかを確かめてください(上の「サンプルのダウンロード」の手順)。


コメント
仕様を、利用者向けのマニュアル(文書の作り方・表の入力・ダブルクリックで動く機能・注意点)に置き換えました。