ワードのナビゲーションウィンドウで見出しを操作しよう

私は、ワードのマクロをそれなりに使えている自分のことを「上級ユーザー」だと思い込んでいました。ところが、恥ずかしいことに、つい先日まで「ナビゲーションウィンドウ」に「見出し」タブがあることを知らなかったのです。

思えば、私がワードを使い始めたのは、30年以上前のことです。そのころは、マニュアル本を何冊も読んで使い方を覚えたのですが、その後は、バージョンアップされても、何となく感覚で使ってきました。検索をするために「Ctrl+F」を押しても、「なんか変なウィンドウが表示されるようになったな」くらいにしか思っていませんでした。

分かっている方には、今さらの話だとは思いますが、「Ctrl+F」で表示される「ナビゲーションウィンドウ」には、検索の「結果」だけではなく、「見出し」や「ページ」というタブがあります。

特に「見出し」タブで使える機能は、とても充実しています。ドキュメントに使用している見出しを一覧で表示できます。本文の該当する見出しにジャンプすることはもちろん、見出しを含む文書内の要素の順番を入れ替えることや、見出しのレベルを変更することなど、「アウトライン」表示とほぼ同じことができちゃいます。