エクセルVBAについては、たくさんの書籍が出版されています。
しかし、ワードVBAについては、利用者が少ないせいか、あまり多くありません。
そんな中で私がおすすめするのは、この本です。
2分冊になっており、第2巻はテーブルに関する内容となっていますが、ワードでテーブルを使う場面がない私にとっては、第1巻だけで十分でした。
「ワードVBAを使いたい」と思う人のほとんどは、すでにエクセルVBAを使っている人ではないでしょうか? 一般的には、エクセルの方がVBAを使いたくなる場面が多いからです。
エクセルVBAを分かっている方にとっては、ワードVBAについてVBAの基礎から説明している本よりも、エクセルVBAの知識があることを前提として、それとの違いを説明してくれる方が手っ取り早いし、分かりやすいはずです。
本書は、そんな方にピッタリの内容です。ほとんどの説明がオブジェクトブラウザの表示を示しながら行われますので、それが理解できない人には無理ですが、それさえ問題なければ、実にスムーズにワードVBAを使えるようになります。
「ワードVBAを使い始めたころに、この本があれば...」と思ってしまいます。
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