Q&A
インストール
確かにそういった意見もあります。
ただし、ダウンロードしたファイルのマクロは、あらかじめセキュリティを解除しない限り動作しません。悪質なコードが含まれるものが勝手に動作することはありません。
また、「VA公用文」は、誰でも閲覧可能なオープンソースとなっています。正規のサイトからダウンロードしたファイルである限り、悪質なコードが含まれている可能性はありません。
ありません。
「VA公用文」は、文書作成時の適切な書式設定作業をサポートするマクロです。作成された文書ファイルは、それ自体が適正な書式で記載されたファイルです。このため、通常のワードの操作で閲覧・編集することができます。
文書ファイルの拡張子も、マクロを含められる「.docm」ではなく、通常の「.dotx」で保存できます。
次のようなメリットがあります。
- マウスなどを使わずにキーボードだけで見出しレベルを設定できます。
- 「Mery」などのテキストエディターで素早く入力できます。
- 「WordPress」などのブロックエディターにコピペするだけで見出しが設定されます。
バージョンアップのお知らせは、「X」で行っています。
https://x.com/vba_assets
新しいバージョンの「VA公用文」をダウンロードして、「STARTUP」フォルダに保存してください。旧バージョンの「VA公用文」は削除してください。
「STARTUP」フォルダ内の「VA公用文」を削除してください。
Windowsのレジストリへの書き込みは行っていません。
Wordの設定をデフォルトに戻したい場合は、次のファイルを削除してください。
“C:\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates\Normal.dotm”
“C:\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Word\ListGal.dat”
マクロの機能
さまざまなケースが考えられますが、次の2つのケースが多いようです。
- 「行頭に全角空白がある」場合
- 「VA公用文」では「行頭の全角空白」以降はマクロが停止するようになっています。
- 行頭に空白がある段落以降はインデントが自動調節されません。
- 「セットアップ」を行うと、行頭の空白がインデントに置き換えられますので、正常にインデントが設定されるはずです。
- 最初の見出しレベルよりも上位の見出しがある場合
- 「VA公用文」では最初の見出しレベルのインデントを0として、それを基準にインデントを設定しています。
- 最初の見出しレベルよりも上位の見出しがあると、そこまでの部分のインデントは無視して新しい基準でインデントが調節されます。
- 一番最初の見出しのレベルを適切に設定すれば、正常にインデントが設定されるはずです。
ちなみに、「ホーム」-「段落」-「編集記号の表示/非表示」をクリックすると、全角の空白が「□」で表示されるなど、問題が発見しやすくなります。

さまざまなケースが考えられますが、最初の見出しレベルよりも高いレベルの見出しがあるばあいは、番号が「1」から始まりません。
見出しのレベルを適切になるように文書を修正してください。
文書を修正できない場合は、見出し番号を右クリックして「1から再開」を押すことでも修正できます。
できます。
セットアップ時に「行番号を表示する」にチェックを入れれば、5行ごとに行番号が表示されます。
行番号の書式も、セットアップ時に設定されます。

できます。
セットアップ時に「ページ番号」の種類を選択すれば、その種類のページ番号が表示されます。
ページ右上に表示した場合は、最終ページに」(カギカッコ)が付記されます。
ページ右下に表示した場合は「総ページ数」が付記されます。

できます。
本文の最後の「以上」など、段落の配置やインデントの自動調節を行いたくない段落を選択して、「ホーム」-「スタイル」-「行間詰め」を設定すると、段落の配置やインデント調節の対象外になります。

「VAスタイル」https://vba-assets.net/configy-style/を使ってください。
アウトラインや見出しが設定されていれば、「VA公用文」でセットアップするだけでマクロが動くようになるはずです。
そうならない場合は、「VAマークダウン」https://vba-assets.net/chaos-format/を使って、一旦マークダウンに変換してから操作してみてください。
次のショートカットキーが使えます。
- Ctrl+Shift+M:セットアップメニューの表示
- Ctrl+Shift+<:マークダウンに変更
- Ctrl+Shift+L:ニュートラル(アウトラインあり、インデントなし)に変更
- Ctrl+Shift+>:アウトラインに変更
- Ctrl+Shift+I:ページ全体のインデントの設定・解除
- Ctrl+I:選択範囲のインデントの設定・解除
マクロ以外の機能
できます。
「参考資料」-「目次」をクリックして、「自動作成の目次1」(表題が「内容」)または「自動作成の目次2」(表題が「目次」)をクリックすると、カーソル位置に目次が挿入されます。
目次の書式は、セットアップ時に自動的に設定されています。

できます。
「レイアウト」-「区切り」をクリックすると、カーソル位置に「セクション区切り」が入力されます。
「セクション区切り」を使うことで、「文書内のページのレイアウトや書式」を途中で変更することができます。
また、見出し番号やインデントなどもリセットされます。
ただし、ページ番号は連続するように設定してあります。

できます。
「挿入」-「表」をクリックして行列数を選ぶと、カーソルの位置に表が挿入されます。
表内の段落スタイルはインデント自動調節の対象外になるように、スタイルが「行間詰め」に自動設定されます。

コメント
Ver751へのバージョンアップに伴い、インデントに関する記述を修正しました。
Ver760へのバージョンアップに伴い、セットアップ時には行頭の空白はインデントに置き換えられること、付記を記載する際にはスタイルを「行間詰め」にすることに改めました。
見出し番号が適切に振られない場合の原因をQ&Aに追記しました。
付記の入力要領に誤りがあったので、修正しました。