コラム

ワードのスタイルとアウトラインの違い

ワードをVBAで操作していて、どうも分からなかったのがスタイルとアウトラインの違いです。

最近、やっと分かってきた気がするので、備忘録として書き留めておきたいと思います。

スタイルは組織、アウトラインは備品

スタイルとアウトラインは、「段落」を自分自身に置き換えるならば、次のように例えられると思います。

スタイル → 自分が所属する役所の組織(部、課、室など)
       (元自衛官の私には、編成の方がイメージしやすいですが...)

アウトライン → 自分が管理している役所の備品(パソコン、電卓など)
         (同じく、個人装備品の方がイメージしやすいですが...)

段落が所属するか所有するか

スタイル

スタイル(組織)は、自由に作ったり、修正したりできます。段落(自分)は、どのスタイル(組織)にでも所属することはできます。
このため、段落(自分)を指定しなくてもActiveDocument.Styles(スタイル名)で作成・修正すれば使えるようになります。そして、いつでも移動(転属)できます。

スタイルは、スタイルギャラリー(編成表)に記載しておけば、いつでも見れます。そのスタイルに所属している段落がなくなっても、文書ファイルやテンプレート自体に保存されています

アウトライン

アウトライン(備品)も自由に作ったり、修正できます。段落(自分)は、それを持ってくれば、自分のものにすることができます。
このため、単に存在しているだけでは足りず、Paragraph.Range.ListFormat.ApplyListTemplateで段落(自分)に適用(交付)しなければ使えません

リストスタイルは、そのアウトライン(備品)を持っている段落(自分)が消去されると消えてしまいます。ただし、アウトラインは、文書ファイルやテンプレートとは別のListGal.dat(倉庫)に保存されていますので、リストギャラリーからは見える状態になっています。ListGal.dat(倉庫)を削除すると、デフォルトのアウトラインが入ったListGal.dat(倉庫)が自動的に作成されます。

まとめ

「スタイルは文書ファイルなどに設定するだけで使えるが、アウトラインリストは段落に適用しなければ使えない」

なぜ、そうなっているのかは分かりませんが、そういう違いがあるようです。

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