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パワークエリのソースはワークシートから設定する

パワークエリのソースをフォルダとしている場合、フォルダ名などを変更するたびにクエリの再設定が必要となります。
VBAアセットでは、パワークエリの使い方がわからない弁護士や事務員でもフォルダ名などを変更できるようにするため、パワークエリがソースとするフォルダーをワークシートから設定しています。

ワークシートの設定

ワークシートにテーブルを設定して、フォルダ名を入力します。

テーブル名:フォルダ設定

パワークエリの設定

Power Query エディターで「ソース」ステップが含まれるクエリの「詳細エディター」を起動します。

「ソース」で始まる行を次の2行に置き換えます。

ファイルパス=Excel.CurrentWorkbook(){[Name="フォルダ設定"]}[Content]{0}[パワークエリ],
ソース = Folder.Files(ファイルパス),

ポイントは「{0}」の部分です。0はテーブルの1行目のレコード番号を表します。1にするとテーブルの2行目のデータを読み込むことになります。

「完了」をクリックします。

「ソース」ステップは複数のヘルパークエリにも含まれている可能性がありますので、そちらも同じ用に設定します。

これでソースのフォルダ名などを変更した場合でも、パワークエリを再設定することなく、クエリの更新を行えるようになります。

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