
VBAを使って、内容証明郵便の字数と行数が規定内に入っているかどうかをチェックするアドインを紹介します。

電子内容証明サービスを利用すれば、文字数の制限を心配する必要がないですよね。

でも、職印が押せないという問題があるので、法律事務所では、一般の内容証明郵便を利用しているところも多いのではないでしょうか。

その場合でも、テンプレートを使えば、字数や行数が制限数内に設定されているので、問題ないと思うのですが...

そうですね。ただし、半角文字をついつい使ってしまって、字数を超えてしまうことがありますから、最終的にマクロで確認したほうが確実だと思います。
サンプルのダウンロード
Windowsをご利用の場合は、こちらの統合版をダウンロードしてください(自動でインストールできます)。
Macをご利用の場合は、こちらをダウンロードして手動でインストールしてください。
使用方法
ボタン
リボンの「VA」タブの「VA内容証明郵便」グループに、「文字・行数チェック」ボタンがあります。
- 文字・行数チェック:文書の1行ごとの字数と、1枚ごとの行数が、内容証明郵便の制限(横書きで1行20字以内、1枚26行以内)を超えていないかを調べます。
使い方
- 文書を仕上げる:内容証明郵便の文書を、Wordで作ります。
- 文字・行数チェックを押す:リボンの「VA」タブの「文字・行数チェック」を押し、「内容証明郵便のチェックを開始します。」で「OK」を押します。
- 直して、もう一度押す:問題が見つかると、チェックは最初の1か所で止まります。直したら、もう一度「文字・行数チェック」を押して、完了のメッセージが出るまで繰り返します。
表示されるメッセージは、次のとおりです。
- 問題がなければ、「字数および行数のチェックを完了しました。」と表示されます。
- 20字を超える行があると、その行が選ばれた状態で「字数が20字を超えています。」と表示されます。
- 26行を超えるページがあると、そのページの先頭が選ばれた状態で「行数が26行を超えています。」と表示されます。
郵便局の制限は、日本郵便の「内容証明 ご利用の条件等」(https://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/syomei/use.html)で確かめてください。
数え方
字数と行数は、画面に表示されている(印刷される)行ごとに数えます。チェックを始めると、表示が「印刷レイアウト」に切り替わります。
- 全角・半角の空白は、字数に数えません。
- 丸括弧は、閉じ括弧(「)」「)」)を字数に数えません(「(」と「)」の1組で1字)。
- 空行(文字のない行)は、行数に数えません。
- Shift+Enter の改行(段落内改行)も、Enter の改行と同じく、別の行として数えます。
- 半角の文字も、全角の文字と同じく1字と数えます。
注意点
- ヘッダーとフッターは削除されます。チェックを始めると、すべてのヘッダー・フッターの内容(ページ番号を含む)を削除し、「ヘッダーまたはフッターが設定されていたため、削除しました。」と表示します。残したい場合は、写しで試してください。
- Wordの自動の段落番号・箇条書きの記号は、本文の文字ではないため、正しく数えられないことがあります。自動の番号を使った場合は、番号の行の字数を目でも確かめてください。番号を手で入力した場合は、入力した字数のまま数えます(「10」は2字)。
- タブでできた空白は、1字として数えます。タブを使わず、インデントで字下げしてください。
- 閉じ括弧だけを使った書き方(「1)」など)では、「)」を数えないため、実際より1字少なく数えます。
- 1行の字数・1枚の行数の制限は、アドインの定数(Setting モジュール)で変えられます。横書きのほかの組み合わせ(1行13字・40行、1行26字・20行)も、Setting モジュールに書いてあります。


コメント
VBE に表示されるプロジェクト名(VA_CertifiedMail)の綴りの誤りを修正しました。(Ver121)
仕様を、利用者向けのマニュアル(ボタン・使い方・数え方・注意点)に置き換えました。